よく使うLinuxコマンド

tail - サーバー運営上必要なコマンド

指定したファイルの最終部分の行内容を表示する。
ログの確認などに非常に便利。

■よく使う形(例)

※syslogの出力された直近10行のログを出力する

# tail /var/log/syslog

オプション指定なしの場合は、最終行から10行分表示される。

# tail -n 10 /var/log/syslog  ←こう書いても同じ

※syslogの最新10行を出力した後も、最新のログを表示し続ける。

# tail -f /var/log/syslog

echoコマンドやcatコマンドと似ているところもありますが、tailコマンドはファイルの最終部分を取り出して表示してくれる。つまり、追記型のログなどをちょっと監視するに、とても便利。

■主なオプション

オプション 機能説明
-n [行数] 指定した行数分ファイル下部から表示する。デフォルトは「10行」
-c [バイト数] 指定したバイト数分、ファイル下部から表示する。
-f ファイル追加された部分(追記型)をリアルタイムに表示する。

※その他、オプションは多数ありますが、専門のコマンドリファレンスやmanコマンド等でご確認下さい。