よく使うLinuxコマンド

kill - サーバー運営上必要なコマンド

プロセスを強制終了させます

■よく使う形(例)

※プロセスID:30318のプロセスを強終了します。

# kill 19472

※プロセスを一旦終了し、再起動します。

# kill -HUP httpd

サーバーの管理やシステム開発を行っていると、割と使うコマンドです。
強制終了のコマンドなので、デーモンプロセスや他のユーザーのプロセスを強制終了できるのはスーパーユーザーのみです。
psコマンドなどで、対象となるプロセスのプロセスIDを調べて、killコマンドに与えることで、強制終了します。

killコマンドには、プロセスに与えるシグナルがあり、kill -lで調べることができます。 シグナルにはいろいろとありますが、筆者の場合、-9か-HUPしかほとんど使いません。
-HUPは再起動するシグナルですが、ログを抱え持つプロセス(apacheなど)のログファイルのリフレッシュ時には、よく使用します。

■主なシグナル

番号 シグナル コメント
1 HUP 一旦終了後、再起動
2 INT ユーザーからの強制終了
3 QUIT 端末からの強制終了
9 KILL 強制終了
15 TERM 正常動作で終了

■主なオプション

オプション 機能説明
-l シグナルの一覧表示