date - サーバー運営上必要なコマンド
システムクロックを操作します
■よく使う形(例)
※現在のシステムクロック(時間)を見る。
# date
Thu Jul 13 10:46:25 JST 2006
※システムクロック(時間)を7月13日10時46分に合わせる。
# date 07131046
Thu Jul 13 10:46:00 JST 2006Linux カーネルの内部に存在しているシステムクロックを表示したり、変更したりします。
一番メジャーな時間の設定方法は、dateコマンドに月・日・時・分を与える
# date MMDDhhmm →MM:月(2桁) DD:日(2桁) hh:時(2桁) mm:分(2桁)
システム時間なので、変更するのには当然、root権限が必要です。
強制終了のコマンドなので、デーモンプロセスや他のユーザーのプロセスを強制終了できるのはスーパーユーザーのみです。
また、自動的にシステムクロックを合わせるには、ntpdateコマンドを使ったりします。
■主なオプション
オプション | 機能説明 |
---|---|
-u | グリニッジ標準時で表示する |
■その他の使い方
dateコマンドにはPerlなどの言語のように、指定形式で日付を文字列で表示する機能があります。例えば
# date +'%Y/%m/%d %k:%M:%S'
2007/02/20 10:20:30
といった形式の文字列で出力されるようになる。プログラム言語の中ではもちろんだが、シェルの中でも使えるのがうれしい。
■文字列の指定形式
形式 | 表示内容 |
---|---|
%y | 西暦4桁(2007など) |
%Y | 西暦の後ろ2桁(07など) |
%m | 月(01~12) |
%d | 日(01~31) |
%w | 曜日(0~6)0は日曜日 |
%H | 時(00~23) |
%k | 時(0~23) |
%I | 時(1~12) |
%p | AMかPM |
%r | 12時間形式の時刻 (hh:mm:ss [AM/PM]) |
%T | 24時間形式の時刻 (hh:mm:ss) |
%M | 分(0~59) |
%S | 秒(0~59) |