uptime - サーバー管理でよく使うコマンド
システムの起動時間、システム負荷の状況を簡単に表示します
■よく使う形(例)
※システムの起動期間、ロードアベレージを表示します。
# uptime
システム負荷を簡単に判断するためのコマンドです。
topコマンドでも確認できるので、topコマンドを利用するほうが楽かも..。
■出力データの見方
計測値 | 意味 | コメント | |
---|---|---|---|
up | システムの起動日数(時間) | Linuxが起動(再起動)されてからの日数(時間)を表示。 | |
user | 実行中のプロセス | 現在、アクティブになっているプロセスの数。 | |
load average |
左 | 1分間の平均値 |
実行待ちになっているプロセス数の平均を計算して表示しています。 この値はサーバー運営上、低い値であるに越したことはありません。この値が高くなるにつれてシステムの負荷が高くなることを示しています。 よく、マルチプロセッサの環境で、CPU数のまでの数であれば、システム負荷は大丈夫なんてざっくりとした基準が言われていますが、load averageはどうも、CPUの待ちだけでなく、ディスクIOの負荷、ネットワークの負荷にも影響されているようなので、一概には「CPU数のまでの値」とは言えませんが、アベレージなので数値がCPU数の値まで恒常的に上がるのであれば、何らかの負荷低減策を考える必要があります。 |
中央 | 10分間の平均値 | ||
右 | 15分間の平均値 |