よく使うLinuxコマンド

df - サーバー管理でよく使うコマンド

ファイルシステムの利用状況を表示します

■よく使う形(例)

※ファイルシステムの利用状況を表示する。

# df

毎日使用することもないのですが、割と頻繁に使うコマンドです。 特にテンポラリで利用される/varをマウントしているファイルシステムは注意が必要です。気が付くと使用率が急増していることがありますから..。  /var下が急増した場合は、いずれかのリソースがいっぱい使われた可能性があるので、いろいろと調査することが必要になるでしょう。

また、稀なケースですが、ルート直下(/)のファイルシステムも気をつけましょう。rootアカウントで何気なしにテンポラリーファイルを作って空き容量を使ってしまうと、マシンが止まったりします。(笑)

ファイル数が多いシステムを運用しているときは、i ノードにも気を配らないといけません。 コマンドは df -i で確認できます。

■主なオプション

オプション 機能説明
-k 容量をKB(キロバイト)で表示
-i i ノードの使用状況を表示
-h ファイルサイズをそのファイルの最適単位で表示
※その他、オプションは多数ありますが、専門のコマンドリファレンスやmanコマンド等で確認しましょう。